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少子高齢化に負けない農業の未来!北海道の農家が6次産業化に挑戦し自治体補助金で成功

日本の農業は少子高齢化によって人手不足に悩まされていますが、北海道の農家が自治体補助金を活用して生産から販売まで一貫したサービスを提供しています。この記事では、その成功事例を紹介します。

北海道で農家を営む事業者が6次産業化に補助金を用いて成功した事例

今回の事例は令和2年(2020年)4月に開店した農家レストランです。もともと農業していた申請者ですが、単なる生産だけではもったいない、広く地場野菜を観光客の方などに食べてもらいたいという思いから、農業の6次産業化を考えるようになりました。

自然に囲まれながら、自家で栽培した無農薬の野菜や、市内の食材を存分に提供できるレストランを補助金で作りました。
 

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。


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6次産業化等支援事業補助金
助成金額
上限300万円
補助率1/3
助成対象者
①     北海道北広島市内農業者(法人を含む)、道央農業協同組合、市内農業者の組織する団体
②  ①と連携して取り組む市内商工観光事業者、北広島商工会、北広島市観光協会
・農業者は、認定農業者もしくは人・農地プランで中心経営体に位置付けられていること
・市内で1年以上農業、商工業、観光に関する事業を営んでいること
・市税の滞納がないこと
助成対象事業
農産物などを活用した商品開発や販路開拓、新しい販売方法の導入などを支援
助成対象となる経費、費用
 謝金、旅費、需用費、役務費、使用料、賃借料、委託料など
<下記の事業に関するもの>
商品の開発
市場調査研修
先進地視察
パッケージデザイン制作
広告宣伝資材作成
販売促進活動
展示会・商談会・催事への出展
新たな販売方式の導入など
①DX促進費(システム構築・開発費等、ソフトウェア導入費等)
②機械設備導入費(経営改善のために必要な機械装置、備品購入費等)
③新サービス・商品開発費(外注・委託費、施設建物改装工事費等)
④人材育成費(研修会開催にかかる経費等)
⑤人材確保・定着費(人手不足解消のため実施する、人材確保・定着に向けた取組に要する経費)
⑥広告宣伝費(Web製作費、動画作成費等)
⑦コンサルタント経費(経営診断や人材確保・定着にかかわる経費等、指導料(相談・助言)等)

当該事業者は、商品開発のための費用やレストランの建物賃借料、機械装置、備品導入費などを本補助金で充当しました。

補助金で完成したレストランで多様なメニューを提供

自分たちの畑で採れた野菜のほか、北広島市の肉や牛乳なども用いたメニューを提供するレストランが完成しました。

レストランの主なメニューは、ハンバーグ、カレー、コロッケや季節の天ぷら等のランチプレートです。

そのほか「北海道のそば」を食してもらおうということで、毎月5、15、25日は、手打ちそば(北広島市産)を普段のメニューとは別に提供しています。ゆくゆくはそば打ち体験会のようなものも企画したいと思っているようです。

さらに、手造りのソフトクリームやお惣菜、テイクアウトのメニューもあります。地元に密着した農家レストランとして、地域の人から観光客まで幅広く親しまれています。

このレストランを「6次産業化等支援事業補助金」をもとに開業しました。補助率は1/3ということでほかの補助金と比較するとやや低めでしたが、レストラン開業資金に充当できたので非常に助かったとのことです。

既存物件の改造などで1000万円近くかかり、その1/3ということで上限額300万円の申請となりましたが、無事に満額、上限額の資金調達に成功しました。

これにより、農業の6次産業化を後押ししていただき、見事成功しました。これまで専業農家をやっていた時よりも売り上げが大きく増え、かつ地域貢献という大きなモチベーションアップにつながりました。

その地域に根差した農業の6次産業化が不可欠!地域の補助金も活用してみよう

農業の6次産業化は特に農村地域では喫緊の課題になっています。そのため、今回の北広島市のように独自の補助金を設けて推進している自治体もあります。

各自治体の補助金はその申請方法も含めて、全国的な補助金(ものづくり補助金やIT導入補助金)とは申し込みフローが異なることが多いので注意しましょう。

ご自身だけで判断せず、専門家のアドバイスを受けるもの1つの方法です。当サイトの補助金活用プロデューサーは各地の補助金にも詳しく、農業、食品関係のプロフェッショナルですのでぜひご相談ください。

適切な補助金活用をアドバイスします。みなさまの自治体の補助金が良いのか、国の補助金が良いのか、今回のケースならば、国の補助金でも対応できる可能性があります。

ぜひ相談して、一番良い選択肢を見つけてください。

6次産業化等支援事業補助金(北広島市/すでに終了)

http://machi.jpubb.com/press/2769646/

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