日本の食卓に不可欠なしいたけを栽培している農家があります。
しいたけの栽培、生産だけではそれで終わってしまいますが、6次産業化に取り組み、しいたけを中心にしたテーマパークを作り上げ、一大観光スポットにするのを補助金によってPRし成功した事例です。
農業の6次産業化と観光振興という2つの目的を達成しました。
農業の6次産業化は、商品製造や小売への波及効果だけではないということをお分かりいただければと存じます。
食と自然のテーマパーク かさや(兵庫県)
食と自然のテーマパークかさや - TOP (kasaya.net)
しいたけ農家が体験型観光スポットを補助金で作り上げる
農業の6次産業化加えて観光業についても補助金でエンジンをかけ達成した事例を紹介します。
この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー
自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。
今回の事例は兵庫県の山あいにある自然たっぷりのレジャー施設です。
もともと、しいたけ農家を行っていましたが、小規模事業者持続化補助金の受給を契機に、しいたけのバーベキュー、いちご狩り(いちご園)、あじさい園、カブトムシ採りなど自然を楽しめる一大テーマパークを作り上げました。
たくさんの「休日の楽しみ」を1つのスポットに詰め込んだ「食と自然のテーマパーク」で大成功をおさめているものです。
観光や農業6次産業化に特化した補助金ではなく、小規模事業者持続化補助金を、自社のPRに特化した用途で使いました。
補助金というと何か大きな事業を成し遂げるために申請するもの、と思いがちですが、ポンとを絞ることで少額でも高いコストパフォーマンスが期待できます。今回の事例では、展示会出展費のホームページ改修に小規模事業者持続化補助金を利用しました。
小規模事業者持続化補助金<一般枠> |
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助成金額 |
50万円 |
助成対象 |
助成対象と認められる経費の2/3まで |
助成対象となる経費、費用 |
①機械装置等費、②広報費、③ウェブサイト関連費、④展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談会等を含む)、⑤旅費、⑥開発費、⑦資料購入費、⑧雑役務費、⑨借料、⑩設備処分費、⑪委託・外注費 |
小規模事業者持続化補助金を申請した経緯
当該事業者はしいたけ園を母体にさまざまなテーマパークを運営していました。
- しいたけ狩り
- カブトムシとり
- 陶芸教室
- 枝豆狩り
- いちご狩り
- 芋掘り
- あじさい園
- ぼたん鍋(いのしし)
- まつたけ料理
これだけ楽しめる「食と自然のテーマパーク」をさらにPRするために小規模事業者持続化補助金を活用しました。
商工会で経営計画支援をお願いしていた時に、「小規模事業者持続化補助金でPR経費をねん出できるのでは?」と紹介されたのがきっかけです。
東京で行われる商品展示会への出展の話を受けていた当該事業者は、その出展に関わる費用とそれに合わせたホームページの改修に小規模事業者持続化補助金を利用しました。
上記の表にあるように「③ウェブサイト関連費」「④展示会等出展費」どちらも小規模事業者持続化補助金を利用できます。小規模事業者持続化補助金は商工会議所、商工会と協力して、商工会議所、商工会経由で申請するものです。経営指導員が優秀ならば、それで一気に採択の可能性が上がります。
「小規模事業者持続化補助金」を使って、出展に向けて準備をした結果、東京の展示会ではランキング3位という結果を残すことができ、結果的に売上アップにつながりました。展示会訪問企業へのアピール効果も絶大で、観光会社の方などが「ぜひ貴社のテーマパーク訪問を観光スケジュールに入れたい」と言ってくれました。
「小規模事業者持続化補助金」は額も大きすぎず、目的に合わせてピンポイントで利用できるメリットがあります。
小規模事業者持続化補助金の申請が通ったポイントは、経営計画支援の専門家(経営指導員)の的確な指示によるところが大きく、つまるところ、日頃からの商工会議所、商工会との良好な関係が大きいと言えるでしょう。
この展示会とホームページ改修を契機に、当該事業者へ訪れる観光客がさらに増えました。しいたけ栽培をベースに、6次産業化し、観光分野で多くの集客を期待できるというのは非常に大きなものがあります。
- 農作物栽培(1次産業)
- 陶芸教室(2次産業)
- 農作物加工品製造(2次産業)
- 体験教室(サービス業、3次産業)
- レストラン(サービス業、3次産業)
これらを網羅している優良テーマパークをアピールできたのは、小規模事業者持続化補助金のおかげでもあります。補助金は使い方次第で、大きく跳ね、コストパフォーマンスがとても良いです。
既存の補助金を用いた観光振興は補助金活用プロデューサーへ相談を!
今回の事例は、小規模事業者持続化補助金という既存の、特に観光や農業6次産業化をターゲットにしていない補助金でした。
補助金も使い方次第で、このように大きく化けます。補助金の使い方に長けた専門家がいると、適切なメニューを提示できます。
当サイトや当サイトの補助金活用プロデューサーならば、みなさんの要望や経営状況にあった補助金を提案、サポートできます。
今回のケースでは、観光や農業6次産業化向けの補助金ではなく、非常に多くの事例がある、「慣れている」小規模事業者持続化補助金を申請したのが勝因です。必ずしも、観光や農業6次産業化に特化したものでなければならない、ということはないからです。
ぜひ、補助金活用プロデューサーに相談していただきチャンスをものにしてください!
小規模事業者持続化補助金(一般型)
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https://r3.jizokukahojokin.info/
2023年アップシフト補助金採択プロデュース実績をまとめました
この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー
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とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
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