新しい顧客を増やせないなら──
既存の“売り方”に限界が来ているかもしれません。
毎月の売上にムラがある。
「営業ががんばってる」と言いながら、新規の引き合いがゼロなんて日も多い。
しかも、製品開発に投資しようにも、予算がとれない。
展示会に出しても「つながらない」。
WEBはあるけど“魅せ方”が伝わらない。
──それ、仕組みの問題です。
この停滞を打ち破るカギ。
それが、営業力の“仕組み化”に補助金を使うという発想です。
なぜ新規顧客が増えない?放置リスクは?
- 営業担当の属人的対応が限界
- 既存ルート依存で紹介が減っている
- WEBサイトの更新も停滞し、差別化が伝わらない
👉 このままでは数年後、「顧客の自然減→受注減→固定費赤字」につながる可能性もあります。
補助金で営業の“仕組み”を作る
属人的な営業、がんばるだけの提案、反応がない展示会──
この負のループから抜け出すには、“仕組み”を変える必要があります。
実は、今注目されている「省力化投資補助金」を使えば、営業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現可能です。
🔹 小規模事業者持続化補助金(一般型)
- 補助上限:50万円(賃上げ枠で最大200万円)
- 対象:パンフレット制作/展示会出展/WEB改修など
- 公募情報:https://r6.jizokukahojokin.info/
🔹 省力化投資補助金
- 補助上限:1,500万円
- 目的:人手不足や定型業務の自動化による“省人化”を実現
- 制度詳細:https://mirasapo-plus.go.jp/hint/24088/
▶ 営業支援に使える主要ツール一覧
- SFA(営業支援システム):商談や顧客管理をクラウドで標準化(例:Salesforce)
- MA(マーケティング自動化):見込み客への自動フォロー(例:SATORI、BowNow)
- WEBチャット・自動応答:問合せ対応を無人化(例:Chat Plus、KARTE)
- デジタル営業資料:カタログ・プレゼンを電子化(例:DocBase)
- 見積・提案書自動化:作成時間を1/5に短縮(例:楽楽販売)
👉 補助金で導入すれば、営業リソース不足の打開策として即効性があります。
“営業の属人化”から“営業の仕組み化”へ。それが、勝てる製造業の条件です。
【実例】補助金活用で新規取引が4社増加
事例:八王子市の部品加工メーカーA社(従業員12名)
- 補助金で営業資料とホームページを刷新
- 加工実績を見える化したデジタルカタログを作成
- 展示会で新規バイヤーに提案し、4社と継続取引化
📈 結果:補助金経費80万円 → 受注年商1,400万円(ROI=17.5倍)
専門家の視点:営業の属人化こそ最大リスク
「営業がベテラン1人に依存」「昔ながらの紹介営業が限界」──
そう感じているなら、それは経営の構造課題です。
補助金は“人”でなく“仕組み”に投資できる制度。
顧客獲得力を持つチームや販促資産に投資すべきタイミングです。
まとめ:補助金で営業力の“仕組み化”をはじめよう
営業課題は「がんばる」だけでは解決しません。
新規顧客がこない今こそ、仕組みと戦略への投資が必要です。
補助金は、その第一歩を踏み出すための強力なツールになります。
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