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新事業進出補助金とは?“見せかけ”の新規性では通用しない!|八王子 補助金コンサルタント 製造業向け

八王子 補助金コンサルタント 製造業向け|新事業進出補助金とは?“見せかけ”の新規性では通用しない!

「新商品つくります!」「ネット販売始めます!」――そんな一言だけでは、もう補助金には通りません。

今回の「新事業進出補助金」は、事業再構築補助金の後継。審査員は実務経験豊富な専門家。類似案件との比較で本気度がすぐ見抜かれます。

重要なのは、「誰に売るのか(顧客像)」「どこで売るのか(販売モデル)」「何で支えるのか(設備名・人材)」まで明記することです。

この制度に向いている企業像とは?

  • コロナ禍以降、売上が戻らず新しい柱が必要な製造業
  • 長年の下請け体質から脱却し、自社ブランドやEC展開へ進みたい中小企業
  • 優れた技術はあるが、「誰に」「どう売るか」が定まっていない企業

💡 たとえば:OEM専業だった精密部品工場が、自社名義で工具ブランドを立ち上げ、ネット販売と展示会で販路を広げる――そんな構造転換が評価されやすい!

審査に落ちる企業の「3つの共通点」

✖️リスク項目 審査上の問題点
やっていることが同じ 「新事業」と言いながら設備だけ入れ替え
収支が曖昧 「売上が増える理由」が根拠薄
計画がふわっと KPIがない、工程が曖昧、誰がやるか不明

現場での申請支援はここがポイント

  1. 「構造変化のストーリー」を数字で語れるか?
    → ビフォー・アフターを見せる、図解化も◎
  2. 「売上計画に信ぴょう性」があるか?
    → 顧客ニーズ・価格・数量を具体化
  3. 「自社でやりきれる体制」か?
    → 人材確保・外注管理・資金繰りまで記載

まとめ|補助金は覚悟を見せる制度

補助金は“もらう制度”ではありません。事業を動かす“覚悟の証明”です。

今回の「新事業進出補助金」は、補助率2/3・最大2,000万円(条件により最大3,000万円)と大きなチャンス。

ただし、中途半端な事業計画では通用しません。

「新しい挑戦」を事業として見せるための戦略設計が不可欠です。

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宮野太加士

🖊 この記事を書いたのは…
補助金活用型事業支援コンサルタント|宮野太加士
アップシフト合同会社代表。東京・多摩地域を中心に500社以上支援。資金調達総額50億円超。

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