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【農業ビジネス】ブドウ園の新たな挑戦:オンライン体験型ツアー

3年間世界中で猛威を振るった新型コロナウィルスは、日本国内では「5類」になり、さまざまな規制が撤廃されました。
今回紹介するのは、農業でブドウ園を経営している農業法人です。家族でブドウを育てるだけならよかったのですが、この3年間は非常に制限された中での事業に対して小規模事業者持続化補助金を使って切り抜けた経験を事例として紹介します。

体験型ブドウ狩りがコロナでできなくなった

今回の事例では、家族でブドウ園を経営している農家です。ブドウを栽培、収穫し農協などに販売するだけなら、コロナの影響もそれほどなかったのですが、コロナ前にブドウ農園来園者にブドウの収穫体験ができる専用スペースを設けて実施していました。
2020年、2021年は経営が難しくなっていました。2023年に完全復活しましたが、その間、体験スペースのブドウを有効活用しなくてはいけません。
商工会議所に相談したところ、小規模事業者持続化補助金を使って「バーチャルブドウ狩り」をやってみては?というアドバイスを受けました。

利用したのは「小規模事業者持続化補助金<低感染リスクビジネス枠>」です。
(※特別枠は2022年3月、第6回をもって終了しています。)

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。

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商工会議所の方のアドバイスや当時他業種の事例などで取り入れられつつあった「バーチャル○○」の事例を参考にして、実際のブドウ園でブドウ狩りを体験しているかのような1人称の動画を作ることにしました。

小規模事業者持続化補助金<低感染リスクビジネス枠>
助成金額
100万円
助成対象
助成対象と認められる経費の3/4まで
助成対象となる経費、費用
①機械装置等費 ②広報費 ③展示会等出店費(オンラインに限る) ④開発費⑤資料購入費 ⑥雑役務費 ⑦借料 ⑧専門家謝金 ⑨設備処分費 ⑩委託費 ⑪外注費 ⑫感染防止対策費(換気設備、アクリル板、マスク等)

※感染防止対策費は補助金の1/4まで経費として認められます。
(例:補助金100万円の申請であれば、そのうち25万円まで可)

在宅ブドウ狩りキットの開発製造に成功

作成したオンラインブドウ狩りは、さすがに1農家ではVR(バーチャルリアリティー)のようなものは作れないので、自分がブドウ狩りしているような1人称のビデオ(カメラマンがブドウ狩りしている)と実際のブドウのセットとなりました。

小規模事業者持続化補助金はこのブドウ狩り動画制作と編集を中心に使われました。

「自宅でブドウ狩りを楽しめる動画の開発およびネット販売」を小規模事業者持続化補助金で実施しました。

当時の「巣ごもり需要」に対応し、単なる1人称のブドウ狩り動画ではなく、まるで自分が手に取っているようにわかる編集を施します。

これにより、実際に現場でブドウ狩りをしたかった人のニーズをくみ取れました。

開発費用は

  • 動画撮影費
  • 編集費
  • ブドウと動画のパッケージ制作費

など合わせて100万円です。

商工会議所経営指導員のアドバイスによって、適切な事業計画書を作成しました。当時はコロナ対策で非対面、非接触のビジネスモデルの構築は大幅に加点されていたため、本補助金申請については問題なく通過しました。

結果的に100万円の3/4、75万円を補助金として受け取ることができました。

バーチャルブドウ狩りの反響と注文が予想以上に多く、当初の見込みを超えて、自腹を切った25万円分についてもすぐに回収できたとのことです。

また、ブドウ園でお客さんへの対応をしなくてよかったので、結果的に人件費削減にもつながりました。

2022年後半より、コロナに関する規制がどんどん撤廃されたため、ブドウ狩りの体験ブースはもとに戻しましたが、バーチャルブドウ狩りセットについても引き続き提供を続けています。

バーチャルブドウ狩りは珍しさもあり、全国各地から注文があり、以前と比べて、「実際のブドウ狩り」+「バーチャルブドウ狩り」で売り上げ増となっています。

ブドウが育たない地域の人にも、ブドウ狩りの面白さを提供できるツールなので、これまで開拓できなかった層にアプローチできました。

図らずもコロナで苦境に立たされた際の苦肉の策が、新しい市場を開拓できたということで、ブルーオーシャン戦略に成功したとも言えます。

補助金の農業分野での活用はぜひ補助金活用プロデューサーに相談を!

補助金というと、サービス業や製造業へのお金というイメージが強いのですが、今回の事例のように農業でも問題なく受給できます。

申請に当たってはぜひ専門家の力を借りてください。専門家のアドバイス次第で審査通過率も大きく上がります。

当サイトの補助金活用プロデューサーは経験豊富で、農業分野にも精通しています。みなさんもぜひ成功事例になって事業を改善させましょう。

小規模事業者持続化補助金(一般型)

[公募要項・申請様式・Jグランツ申請情報にアクセスしたい方]
https://r3.jizokukahojokin.info/

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。

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