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【農業ビジネス】農家と消費者をつなぐ新しいビジネスモデル!野菜の無人販売用自販機導入事例

今回紹介するのは農業をしている事業者の事例です。

小規模事業者持続化補助金を利用して、これまで客の「信用」に任せていた部分を機械化し、より正確に販売管理できるようになった事例をご紹介します。
流行りの餃子の無人販売などをアイデアにして、うまく補助金受給につなげ業務を効率化させました。

ぜひ参考にしてみてください。

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<h4>IT導入補助金</h4>
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この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。

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お金の管理や野菜の管理が大変な無人販売

家族経営の兼業農家で、畑で採れた野菜を農協に卸しながら、商品にならないような不揃い品、規格外品を無人販売という形で売っていました。

昔はそれでよかったのですが、会計が不明朗になることや、お金を払わずに野菜を持ち去る人(窃盗ですが)もいて、昨今の「消費者テロ」のようなことが起きてはまずいと危機感を有していました。

解決方法としては野菜の自動販売機導入になるのではないか?と考え、農協に相談したところ、商工会議所を案内されたようです。

商工会議所ではいくつかヒアリングを行いました。

その中で、商工会議所経営指導員は

  • 野菜をそのまま(無加工)で売るなら許可は不要
  • 自分の土地に自販機を置くなら許可は不要

 

ということを教えます。

農家の方はその2点は問題ないということなので、野菜をそのまま売る自動販売機を設置するために購入し、その補助金を小規模事業者持続化補助金で支出するという流れになりました。

自動販売機購入は、小規模事業者持続化補助金の対象となります。

①機械装置等費

補助事業の遂行に必要な機械装置等の購入に要する経費

○通常の事業活動のための費用、単なる取替え更新の機械装置等の購入は補助対象外です。

○単価50万円(税抜き)以上の機械装置等の購入は「処分制限財産」に該当し、補助事業が終了し、補助金の支払を受けた後であっても、一定の期間において処分(補助事業目的外での使用、譲渡、担保提供、廃棄等)が制限されます。

処分制限期間内に当該財産を処分する場合には、必ず補助金事務局等へ承認を申請し、承認を受けた後でなければ処分できません。補助金事務局等は、財産処分を承認した補助事業者に対し、当該承認に際し、残存簿価等から算出される金額の返還のため、交付した補助金の全部または一部に相当する金額を納付させることがあります。承認を得ずに処分を行うと、交付規程違反により補助金交付取消・返還命令(加算金付き)の対象となります。

なお、1 件あたり100万円(税込)超の機械装置等の購入をする場合、2者以上からの見積りが必要です。

 

申請者は商工会議所の担当者(経営指導員)のアドバイスを受けながら事業計画書を作成します。

野菜を販売する「ロッカー型自動販売機」は100万円弱で購入できることを知りました。これなら相見積もりの必要がありません。また、セキュリティ対策も万全で、野菜を持ち逃げ去れるリスクも低く、電気代もあまりかからないものを選びます。

これによって、人件費がかからず、かつフードロスを抑えることができます。野菜は不揃いでも新鮮なものでしっかり「売れる」と確信していたようです。

確かに、道端に茣蓙(ござ)を敷いて「お金を入れてください」と箱を置いておくのは、避ける人も多いはずです。何か薬物が塗られるリスクもゼロではないからです。

自販機で売ることで安全性か強化されます。これにより、これまで以上に売れるという事業見通しを立て、補助金活用プロデューサーの指導も受けながら、小規模事業者持続化補助金を申請します。

 

見事審査に通過!あっという間に自己負担分も回収に成功!

申請したのは小規模事業者持続化補助金「通常枠」です。インボイス枠ができる前でしたので、50万円分の上乗せはなく、上限50万円の申請となりました。

小規模事業者持続化補助金 通常枠
かかった費用 90万円
補助金上限額 50万円
補助率 2/3
補助金申請額 90万円×2/3=60万円
上限50万円なので「50万円」申請
補助金決定額 50万円

 

フードロス防止などSDGsや環境にもプラスになる事業なので、もう少し金額が大きければ、他の補助金の「環境枠」「グリーン枠」でも十分に申請できたのでは?とのことでした。

この自動販売機はあくまで野菜をそのまま売るのであって、もしジャムや漬物などに加工する場合別途許可(「農産物加工品」を保健所に許可申請する)ことも商工会議所から指導がありました。

うっかり漬物などを売ってしまいそうになりますが、加工食品については許可が厳しいので、まず野菜をそのまま売るというのは事業計画として妥当なものでした。

結果、買いやすくなったこともあり、無人販売の売上が3倍に伸びました。これで十分自己負担の40万円も回収できます。

あまり手広く新規事業を行うのではなく、今やっている事業の改善に小規模事業者持続化補助金を利用したことが今回の成功につながったと言えます。

 

補助金活用プロデューサーに相談することでさらに審査率アップ!

今回の事例は的確な補助金が選定されましたが、実際には数多い補助金から事業者の経営改善につながるものを見つけられるかどうかわかりません。

そこで当サイトサービスに依頼していただければと存じます。経験豊富な補助金活用プロデューサーがみなさんの希望を聞き、適切、的確な補助金を提案いたします。

補助金は審査があるので、審査に通る事業計画書作成や選ぶメニューについてもご相談ください。

補助金によって負債にならない資金調達ができます。特に農業分野は前途有望です。ぜひ利用を検討してみてください。

 

小規模事業者持続化補助金(一般型)

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https://r3.jizokukahojokin.info/

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
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