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段取り30%短縮+賃上げを12か月で実現

段取り30%短縮+賃上げ達成──省力化投資補助金 × 業務改善助成金 × V-I-Eメソッド

代表写真「補助金は制度対応で終わらせない。人が動く設計にしませんか?」
V-I-Eメソッドを使えば、段取り短縮も、賃上げも、制度を“現場に効かせる”設計が可能です。

1. 「段取り時間がムダすぎる…」という製造現場の声

ある八王子市の板金加工業では、1ロットごとの段取り作業に平均45分を要していました。
「毎回ちょっとした調整が必要で、作業者の経験値にも左右される」──このような“段取り属人化”がボトルネックとなり、現場の効率も利益率も頭打ちになっていたのです。

2. 賃上げが怖くなくなる「設備投資×助成金」設計

そこで活用したのが、省力化投資補助金業務改善助成金の組み合わせです。
前者で“段取りレス化”の設備(治具・簡易搬送)を導入、後者でその効果を前提とした時給+3%の賃上げを実現。これにより、段取り時間は45分→30分(▲33%)、粗利率も3ポイント改善しました。

3. なぜ成功したのか?──V-I-Eメソッドの全体設計

この案件では、「V-I-Eメソッド」に基づいて補助事業を設計しました。

  • V=Value:段取り短縮による粗利+3ptを1年以内に実現する数値目標を設定
  • I=Incentive:作業者のモチベーション向上に直結する報酬改善(時給+3%)を助成金と連動
  • E=Engagement:現場主導で改善を進める“作業標準化チーム”を社内に編成し、現場定着を実現

単なる設備導入ではなく、「制度×人×数字」をつなぐ設計により、投資の回収も1年以内で完了しました。

4. 「段取りが減って、給与も上げられた」──その安心感

現場担当者からは「時間に追われるストレスが減った」「設備の操作がラクで、すぐ習得できた」と好評。
賃上げを通じて定着率も向上し、“逆ざや補助金”のリスクなく制度を使い切ることができました。

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代表写真段取り短縮も、賃上げも、「制度を現場に効かせる」ための設計が重要です。
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