「それ、うちには関係ないと思ってた」──そんな声がよく届きます
「補助金って、ウチみたいな小さな町工場には関係ないと思ってたよ」
「申請って面倒だし、どうせ対象外でしょ?」
──これは、実際に八王子市内でお話した複数の製造業経営者から聞いた言葉です。
しかし、そう思い込んでしまう理由の多くは、制度の“構造”と“本質”を誰も教えてくれないから。そしてその誤解が、せっかく使えるはずの補助金を「無関係なもの」に変えてしまっているのです。
なぜ「対象外」と思い込んでしまうのか?
補助金の公募要領や申請要件は複雑です。
「製造業であってもBtoC寄りだと対象外」「販促費だけではNG」「既に導入済みの機械はダメ」などのルールが、経営者の直感的な判断とズレるため、“何となく”対象外だと思ってしまうのです。
しかし実際には、事業目的や費目の設計を少し変えるだけで対象になるケースも多々あります。
対象外になりやすいパターンとは
- 目的が「単なる経費削減」になっている
- 既に完了・購入済みの事業内容を申請している
- 汎用的すぎて「革新性」が説明できていない
- 補助対象経費が1項目に偏りすぎている
- 補助金の主旨(DX、人材育成、業務改善など)と合致しない
「対象外」を「対象」に変える考え方
UPSHIFTでは、「補助金ありき」ではなく「経営の方向性ありき」で制度選定・設計を行います。
つまり、「補助金が合う制度を探す」のではなく、「事業目的に合うよう制度の活用設計を再構築する」という発想です。
実際、八王子市内の製造業で「展示会出展が補助対象外だった案件」を、計画再設計により「パンフ・LP制作」+「デジタル販路開拓」として採択に導いた事例もあります。
【補助金チェックリスト】対象になるための5項目
- 事業の開始時期が「交付決定後」である
- 計画に「経営課題の明示」がある
- 投資に「新しさ」や「改善」が含まれている
- 自社だけでなく「地域・雇用」への波及がある
- 税務・社会保険面での未整備がない
まずは“壁打ち”からはじめませんか?
「うちの計画、対象になるのか見てほしい」
そんなときは、決める前でも構いません。まずは壁打ちさせてください。
▶ 話すだけで、見えてくることもあります。
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