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八王子 製造業 補助金 工程を内製化したい

試作のたびに外注依頼、納期のズレにヒヤヒヤ。
現場からは「うちでできれば早いのに」とため息が漏れる――。
八王子の製造業でも、そんな声が聞こえてきます。

実はその“内製化”、補助金で実現できる可能性があるのをご存知ですか?
しかも採択されれば、設備導入費の2/3が補助されるケースも。
「うちは小さいから無理」と思っていたら、もったいないかもしれません。

外注依存でコストも納期も不安定

多くの中小製造業では、工程の一部を外注に頼るケースが珍しくありません。特に試作や小ロットの加工、検査工程などがその代表です。

しかし最近では、以下のような悩みが表面化しています。

  • 単価上昇や原価高騰で、外注コストが重くのしかかる
  • 自社の納期に合わせてもらえず、リードタイムが伸びる
  • 品質ばらつきや再調整によるロスが増加

こうした外注リスクを回避する方法として「工程の内製化」が注目されています。とはいえ、そのための設備導入や人材育成にはコストがかかる…… そこで活用したいのが「設備投資系補助金」です。

工程内製化に使える補助金は?

◉ 小規模事業者持続化補助金〈一般型〉

  • 対象経費:機械装置費、広報費、開発費、展示会費など
  • 補助上限:最大200万円(賃上げ加点含む)
  • 補助率:2/3
  • 活用例:検査工程用カメラ・ソフト導入、3Dプリンタの導入
  • 出典URL:https://r3.jizokukahojokin.info/

◉ ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

  • 対象経費:機械装置、システム構築、技術導入等
  • 補助上限:最大1,250万円
  • 補助率:中小企業1/2、小規模事業者2/3
  • 活用例:自動加工機導入、IoTによる工程見える化
  • 出典URL:https://portal.monodukuri-hojo.jp/

設備導入で「外注ゼロ」を実現した八王子企業

◎事例①:試作工程の社内化でコスト30%減

金属部品メーカーA社(八王子市)は、試作加工を自社内で完結できるようCNC加工機を導入。年間500万円超の外注費が、1年で約150万円削減されました。納期調整も不要になり、営業スピードが格段に向上。

◎事例②:検査工程の自動化で歩留まりが安定

電子部品製造業B社は、外注していた検査工程を社内化。画像認識AIを組み込んだ検査装置を導入し、歩留まりが95%→99.5%に改善。補助金を活用したため初期費用の負担も抑えられました。

「補助金があったから決断できた」と言われる選択肢に

工程の内製化は一見すると「コストがかかる」「人も育てないと…」と二の足を踏みがちです。ですが実際は、補助金があったからこそ踏み出せたという経営者が多数。現場と経営の両視点から判断すべき“戦略投資”です。

その一歩が、現場を救う投資になるかもしれません

外注コストに悩み続けるより、工程の一部でも内製化してみませんか?
補助金という“追い風”がある今だからこそ、決断のタイミングです。

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