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【農業ビジネス】 絶品ワサビソフトクリームが登場!キッチンカー導入

少子化が進む現代ですが、新しい顧客として若い人を迎え入れる努力は欠かせません。彼らをファンにすることで、10年先、20年先の安定した需要が期待できます。

今の若い世代はSNSを使いこなしますので、「SNS映え」する商品を提供するのも大切です。今までと違った商品を提供すれば彼らに受けます。

今回はものづくり補助金を使って新しい商品を開発した事例を紹介します。ワサビのソフトクリーム販売です。

 

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。

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若者のワサビ離れに悩む

長野県安曇野市でワサビ農家およびワサビ漬けの生産をしている事業者の事例です。

高齢者には当社のワサビ漬けは好評なのですが、若い方については近年「ワサビ離れ」が指摘されています。

「現代若者の辛味嗜好性 – ワサビが嫌いで何が悪い?」(アカデミックジャーナル)
https://academist-cf.com/journal/?p=7158

若い人ほどワサビが嫌いです。これは辛いものが嫌いということではなく、韓流ブームもあり、唐辛子の辛さに馴染んでいることが原因のようです。

ワサビは日本の文化です。このまま廃れさせてしまうのはもったいない。
そこで若い方々にインタビューするとワサビの「ツーン」とする辛さが苦手だと判りました。

風味を残してそうした辛さのない商品を代表者が考案しました。

昔から「大王わさび農場」(https://tabelog.com/nagano/A2005/A200501/20014855/)で好評を博していたワサビソフトクリームをアレンジして、ワサビ漬けなど従来の商品に加えて販売し、若い人の評価を聞きたいという事業展開です。
最終的には小売店で販売する製品化、パッケージ化されたソフトクリームですが、まずはキッチンカーで若い人のナマの声と反応を聞きたいと思い、補助金でキッチンカーを購入することにしました。

 

ワサビを使ったソフトクリームのキッチンカーを購入する

代表者が補助金について調べていたところ補助金活用販売促進プロデューサーのサイトがヒットしました。
https://upshift.jp/

プロデューサーに聞くと「ものづくり補助金」でキッチンカーを購入し、補助を受ければよいというアドバイスです。

さらに

  • 車両購入が認められる補助金は実は少ない(ものづくり補助金はOK)
  • 中古の場合、不正が起きやすいので3社以上の相見積もりが必要

 

とコンサルティングを受けます。

車両はプライベート利用もできるため、事業用資金の補助について厳しい基準があります。ものづくり補助金は車両購入OKの稀有な補助金です。

(参考)
キッチンカー(移動販売)開業で使える補助金・助成金とは?初期費用の相場も解説 - キッチンカーマガジン|キッチンカー・フードトラックの情報があつまるサイト (mellow.jp)

また、中古車はキックバックなどの温床になるため、相見積もりが必要とのことでした。

あくまでソフトクリームの開発がメインですので、車両は何とか安くキッチンカーを「居抜き」で買い取れればと思い、中古車店3社から相見積もりを取りました。最初からお弁当販売などを目指すならば新車の方が良いという指摘も受けます。

費用対効果を考えると中古車のキッチンカーを購入し、ソフトクリームの機械を中に入れて、小回りが利くようにワンボックスカーを使うのがよさそうです。

というわけで、「車両購入できる補助金」「中古OK」という条件はプロに聞かないとわからないもので、補助金活用販売促進プロデューサーのアドバイスが活きました。

ソフトクリームの移動販売車はなかなかありませんが、クレープの移動販売車が中古市場にありましたので、そちらを購入して、ソフトクリームの機械を取り付けました。将来的にはワサビフレーバーのクレープも良いかもしれません。クレープの鉄板はそのままにしておきました。

ものづくり申請書類についてプロデューサーのアドバイスもあり、フードロス防止や視線環境保護(ワサビはきれいな水を作り出します)をアピールすることで、ものづくり補助金「グリーン枠」の受給に成功しました。

グリーン枠は

従業員数 5人以下 :補助額100万円~1000万円
補助率2/3
ソフトクリームの機械+中古キッチンカー 補助率2/3 補助金1000万円上限満額受給

◇今回かかった費用は

  • ソフトクリームの機械 100万円
  • 中古キッチンカー 80万円
  • キッチンカー改装費 20万円

計200万円でした。

審査も無事に通り、費用200万円の2/3、140万円近くを補助金として受給しました。
持ち出しが60万円ちょっとなので金融機関からの借入不要で、自己資金のみで賄うことができました。

 

移動販売のワサビソフトクリームがSNSで話題になる

さっそく、観光スポットにソフトクリームのキッチンカーを運び、移動販売にチャレンジしてみました。最初は観光客の方も恐る恐ると言ったところでしたが、ワサビは辛い→ソフトクリームは辛くないというギャップが受けたようで、独特のソフトクリームの色と相まって、Instagramなどへ投稿が増えました。

結果としてSNS効果も上々で店舗へのマスコミ・雑誌取材の問い合わせが来るようになりました。小売店での販売はまだ先ですが、具体的な卸店や食品メーカーからの問い合わせも来ています。

将来的な売り上げ増だけではなく、若者へのワサビ文化の浸透という面でも期待できそうで今回のものづくり補助金の申請は大正解でした。

補助金活用販売促進プロデューサーのアドバイスもあり、しっかり事業計画書を作成できたことが勝因です。

 

ものづくり補助金によって一歩踏み出した設備投資が期待できます

今回はものづくり補助金によりキッチンカーの購入や車内造作を行いました。

場合によっては事業再構築補助金でも大丈夫なはずです。目的によって補助金を使い分けることで、より審査通過につなげられます。

1年間で国・都道府県合わせて約7万種類の補助金・助成金が交付されます。

その中から、どの補助金がマッチするか、経営の悩みを解決できるか、ぜひ補助金活用販売促進プロデューサーに聞いてください。

SDGsなどをテーマにすると今ならばかなりアピール材料になるはずです。

 

ものづくり補助事業公式ホームページ ものづくり補助金総合サイト

[公募要項・申請様式・Jグランツ申請情報にアクセスしたい方]
https://portal.monodukuri-hojo.jp/
 

この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー

補助金記事を書いた宮野太加士自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。

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