業務のIT化はオフィスワークだけではありません。さまざまな分野が遠隔地からでも対応可能にしないと顧客層を奪われてしまいます。
実店舗で実物を見て実際に手に触れて購入するニーズがなくなったわけではありませんが、インターネットを活用して車のスペック・性能・他社比較を終わらせてオンラインで車を購入する価値観が拡がっています。
ネットショップで購入するのは日用品やゲーム、本だけではなく、自動車でさえもオンラインシステムで完結する時代がやってきます。
IT導入補助金
[公募要項・申請様式・Jグランツ申請情報にアクセスしたい方]
https://www.it-hojo.jp/
この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー
自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。
2023年アップシフト補助金採択プロデュース実績をまとめました
中古自動車販売事例
中古自動車販売の事例の補助金活用事例
業種 中古自動車販売会社
創業 25年目
社員人数 従業員2名
エリア 岐阜県岐阜市
IT導入補助金を申請し中古車販売業務支援ITツール、クラウドサービスシステムを採用。一気にIT化を進めた事例です。
IT導入補助金の概要
中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップに資するもの。ITに特化したネットワーク構築や設備投資を支援します。
ソフトウェア購入費、クラウド利用料、導入関連費、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)は左記に加えハードウェア購入費(パソコンやタブレット、レジなど)、も対象となります。
2021年まではコロナ対応の「特別枠」がありましたが、2022年はそれに代わり、インボイス対応のIT環境を整備する 「デジタル化基盤導入枠」や「セキュリティ対策推進枠」が「特別枠」として設けられることになりました。
長年の中古自動車販売をより伸ばすためにIT化を決意
岐阜市で親の代から中古車販売をしている個人事業主です。夫婦2人でやっています。社長(ご主人)が買い付けや販売時の説明、妻が経理会計分野を担当しています。
幸い、中古車販売業については、新型コロナの影響はそれほど受けず、2020年、2021年はほぼ横ばいで推移することができました。
ただ、いちばんピリピリしていた時期は、お店に来るのが憚られる・・と電話してきたお得意様もいらっしゃいました。
価値観の多様化で、自動車を持つことがステータスではなくなってきています。必ずしも新車にこだわらない若い人が増えてきていて、中古車販売業においてはむしろ追い風が吹いている状態です。
「このチャンスを活かせないかな」と考えていましたが、ネットでいろいろ検索していると「補助金マッチ」というサイトが見つかり、IT導入補助金というものを知りました。「IT導入支援事業者」のアドバイスを受けながらITソフトを導入し、その資金補助が出るそうです。
さらに調べると中古車販売専門のITツールがあり、その販売元がIT導入支援事業者としていろいろやってくれるようです。
ITツールは中古車販売をサポートする優れた仕様があった!
導入したITツールは中古自動車販売に特化したシステムで、これまで対面販売、現金やり取りを基本にしていた当社のあり方を大きく変えるものでした。
<販売管理>
仕入管理
スマート仕入登録
広告出稿サポート
書類作成・経営管理
CRM・顧客管理
グループウェア
※以上の仕様は特定のシステム仕様を紹介しているものではありません。
これらがすべて1つのソフトで可能になりました。特に各種媒体への広告掲載は非常にありがたく、ここから注文が殺到、さばききれなくなるくらいで、このソフトを導入して大成功でした。
IT導入補助金の金額は?
IT導入補助金の「通常枠」の申請をIT導入支援事業者の指示を受けながら進めました。
見事、中古自動車販売のIT化について採択が下り申請額満額の受給となりました。
社内ITネットワーク構築、ソフトウェア導入、利用料1年分
費用 29800円×12か月=357,600円(ソフトウェア代)
導入支援費用 442,400円
合計 800,000円
補助金額
80万円×補助率1/2=40万円(税抜)
IT導入補助金の通常枠(A類型)は30万円~150万円なので、過不足なく枠におさまりました。
IT導入補助金の対象となるソフトウェアは
- 顧客対応・販売支援
- 決済・債権債務・資金回収管理
- 調達・供給・在庫・物流
- 会計・財務・経営
- 総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情報システム
- 業種固有プロセスの改革
なので、これらに導入したソフトが合致します。
IT導入補助金によってITツールを使い始めてどうなった?
売り上げ50%増となりました。業務システムのIT化が進み、リアルタイムに在庫、注文、販売実績が把握できるようになりました。
システムが連携する各種ネットショップやオークションで全国から注文が来るようになり、それを処理するのも簡単にできるようになりました。
裏方担当だった妻も、中古車についての理解を深め、自分で営業したり問い合わせに対応したり、これまで1人でやっていた仕事を2人でこなせるようになりました。注文は50%増ですから、夫婦の業務負荷は75%になり(150%÷2)、ワークライフバランス的にも助かります。
結果的に
- 売り上げ増
- 事務コストの低下
- 余暇、ワークライフバランス
の同時達成ができました。
IT導入補助金
[公募要項・申請様式・Jグランツ申請情報にアクセスしたい方]
https://www.it-hojo.jp/
この補助金コラムを書いた補助金活用プロデューサー
自己資金を痛めない!補助金を活用した営業支援、販路開拓・販売促進に強いサポートサービスです。
とくに広告会社在職中にアサヒスーパードライブランディング ~販売促進、auブランディング起ち上げなど13業種35企業のヒット商品、
ヒット サービスをプロデュース。そのノウハウをメソッド化して創業。
事業戦略と資金調達を駆使 して「お客様を増やす」「売上を拡大する」経営コンサルとしてビジネス成長サポーターとして活動しています。
年間9万種類も公募される補助金・助成金を選りすぐり活用した成功事例が続々! と生まれています。 お気軽にお問い合わせくださいね。